感傷ベクトルがヤバイ、漫画と音楽の究極のコラボレーション、シアロアって何?漫画と音楽を即買い

スキマという漫画サイトでシアロアという漫画を読みました。途中までは無料で読めて続きは課金しました。一話一話が一編の詩を読んでいるようで全体で一冊の詩集のようで素敵でした。

懐しさというか、青春時代を思い出すようなお話です。そして1巻を読み終えてシアロアという曲が実在することを知ってユーチューブで視聴しました。そして、これはレコチョクで買うしかないと思って、シアロアと桜という曲を買いました。

漫画と音楽両方作れるなんて凄い人だなと思いました。ちゃんと漫画の世界観と音楽がリンクしていてとても楽しめました。悩み事があって落ち込んでいるときに、励ましてくれるというより、一緒に寄り添ってくれる曲と漫画だと思います。

大人になって日々の生活に追われて忘れてしまった、きめ細やかな感情の動き、叶えたくても叶わなかった夢、届かなかった恋、若い頃の色々な事を思い起こす作品です。クリエイターとして世に出るということは一体何を意味するのか?有名になることは幸せなのか?次々と疑問を投げかけてくれます。

実は私自身、実は漫画の原作家として文章を書いて、賞金を頂き商業デビューしたことがあります。ただ、次回作が書けずそ一発屋で終わりました。普通の仕事をしている方が毎月安定したお給料が入って、社会保険も加入していたので、年金も健康保険も会社が払ってくれます。

私は安定が捨てられませんでした。そして、厳しい商業漫画の世界で原作家として生き残って才能も実力もなく、石にかじりついても成功してやるという根性もなく、努力もしませんでした。日々の仕事の方が確実に他人に評価してもらえる、みんなに認めてもらえるから、言い訳ばかりして漫画の世界からずっと逃げていました。

実は原作家として終わってから友達や彼氏に借りる以外で漫画を買わなくなってしまっていました。漫画を読みたくない、自分の挫折を認めたくなくて、漫画を避けていました。

ところがふとしたことでスキマというサイトを見つけて、田口囁一さんの漫画に出会いました。こんなに才能溢れる人がいる、圧倒されて自分の負けを素直に認められました。清々しいくらいすっきりして、また漫画を買ったり読んだり出来るようになりました。一つの作品がひねくれていた私を変えてくれました。

田口囁一さんの漫画シアロアには、人の心のしこりやわだかまりをほぐしてくれる包容力があります。そして、もうお金を取って仕事をすることは出来ないと思いますが、無料小説投稿サイトで趣味として小説を書いてみようと思いました。お金を取れないなら意味はない、0か1か、全か無の二元論で考えていましたが、自分の好きな物語を書くあの喜びをもう一度体験してみたい、挑戦したいと考えています。楽しむために物語を書きたいと考えて明るくなりました。

趣味で小説や漫画を書いていて、スランプだったり、挫折して筆を折ってしまった人に是非、田口さんのシアロアを読んで、感傷ベクトルの曲を聴いてほしいです。その繊細な感性に触発されて、もう一度書いてみたい、描いてみたい、そんな気持ちになれるはずです。